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アルティウスリンク株式会社
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株式会社QTnet 様

業種
従業員数
1,000~4,999名

RPAの活用で2025年度下期の稼働時間「9,344時間」を削減! 業務効率化とミスゼロへの挑戦

課題

業務品質の維持向上と、運用コスト削減の両立

  • ルーチン業務の負荷軽減と効率的な業務運用体制の構築
  • 業務の属人化解消と均一な品質・効率の実現
  • 誤請求につながるミスの根絶と業務品質の向上

成果

稼働時間9,344時間の削減と、「ミスゼロ」に迫る最高レベルの業務精度の実現

  • 運用フローの見直しやRPA導入により、稼働時間9,344時間を削減(※1)
  • オペレーションのRPA化で95%の稼働工数削減
  • ミス率0.0002%という最高水準の正確性と継続

対談インタビュー

グループ長 森川 真 様
株式会社QTnet
お客さまセンター 料金グループ
グループ長 森川 真 様
副長 野中 孝郎 様
株式会社QTnet
お客さまセンター 料金グループ
副長 野中 孝郎 様
課長 大井 英樹 様
株式会社QTnet
お客さまセンター 料金グループ
課長 大井 英樹 様
リーダー 久保田 開喜 様
株式会社QTnet
お客さまセンター 料金グループ
リーダー 久保田 開喜 様
グループ長 豊留 武史 様
株式会社QTnet
お客さまセンター 計画グループ
グループ長 豊留 武史 様
ユニット長 堀田 浩主
法人ビジネス第2統括本部CX第4本部サービス第4部第3ユニット ユニット長 堀田 浩主
小田 亜梨沙
法人ビジネス第2統括本部CX第4本部サービス第4部第3ユニット 小田 亜梨沙

※2025年10月時点

九州を拠点に、光インターネットサービス「BBIQ」や法人向けICTソリューション「QT PRO」といった情報通信事業を中心に展開する、株式会社QTnetのお客さまセンター料金グループは、事業拡大に伴うルーチン業務の負荷増大や業務の属人化、そして誤請求につながるミスの根絶という課題に直面。こうした課題を解決するため、2017年からアルティウスリンクへバックオフィス業務を委託し、当時まだ活用例の少なかったRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)による業務の自動化に着手。2024年からは更なる生産性向上を目的とした3か年プロジェクトを開始し、2025年度下期には9,344時間に及ぶ大幅な稼働時間削減に至った。この成果の実現までの道筋と評価を、QTnetお客さまセンターの方々と、アルティウスリンクの担当者に話を聞きました。 

アルティウスリンクへの委託の決め手

アルティウスリンクへの委託の経緯と当時の課題を教えてください。

大井様

大井様

2017年当時、料金グループでは、契約者の増加やサービス拡大に伴う膨大な事務処理が課題となっていました。業務プロセスも一部の熟練した担当者への属人化が顕著になっていたため、「業務負荷の解消」と、誰もが均一の品質で業務を遂行できる「業務の平準化」が大きな課題でした。
そこで、課題解消に向けた業務委託の検討に入り、委託先候補を選出する際、2015年からコールセンター業務を委託していて業務に対する理解があり、すでに当社との信頼関係を構築できていたアルティウスリンクにもお声がけしました。

そのアルティウスリンクを選定された当時の、業務委託先を決断された決め手を教えてください。

大井様

大井様

アルティウスリンクを選んだ理由は主に2点あり、まず1点目は「離職率の低さ」です。他社比で明らかに良好な数値であり、安定的な品質維持を担保する重要な要素として評価しました。

そして2点目が「RPA活用による革新的な効率化の提案」です。私たちは業務代行に留まらない、積極的な効率化策を求めました。その中で、当時まだ社内でも活用例が少なかった、RPAを活用した具体的な自動化の提案があったアルティウスリンクを高く評価しました。積極的な改善策の提案姿勢から、RPAによって将来的に当社のルーチン業務も委託できるという明確な見通しが立った点が、最終的な決め手です。

その結果、課題となっていた「業務負荷の解消」「業務の平準化」は大きく改善されました。特にRPAの導入は2つの課題のどちらにも大きな効果が得られました。

DX・業務自動化の推進など、お客さま企業の課題に寄り添い、ビジネス成長に貢献するのは当社の方針でもあります。長期的なパートナーとして信頼いただくことを再優先に、日々取り組んでいます。

堀田

堀田

「生産性向上の3年プロジェクト」への取り組み

当プロジェクトで新たに12のRPAを導入しましたが効果はいかがでしたか。ご期待に沿うものでしたでしょうか。

久保田様

久保田様

効果は非常に高く、稼働工数削減に直接寄与しています。
現在当社は、高速で安定した通信サービスを手ごろな料金で提供するためにコスト削減を推進しており、2024年からは「生産性向上の3年プロジェクト」を実施しています。当プロジェクトでは、運用フロー、システム・ツール類の見直しなど、複合的に取り組んでおり、なかでもRPAは大きなウェイトを占めています。
新たにRPA化した12のオペレーションは「稼働工数削減率95%」と大幅に効率化され、これまでの稼働工数の5%を人間が担うだけで作業を完結できるようになりました。
この結果、2025年度下期ではプロジェクト実施前の2023年度と比較して、プロジェクト全体で9,344時間の稼働時間削減という大幅な効率化を達成しました。

森川様

森川様

RPAによる業務自動化の範囲も大きく拡大しています。料金に関する処理プロセスは300業務以上ありますが、アルティウスリンクの専門的な知見と提案によって、総計46業務へのRPA導入が実現しました。これらのRPAによってアルティウスリンクの稼働工数が軽減された分、QTnet社員のルーチン業務を追加で委託することができ、その新規委託業務でさらにRPA化が進む好循環も生まれています。

何よりRPA導入による最大の成果は、正確性が向上したことです。私たちの仕事はお客さまのお金に関わる業務のため、間違いは許されません。RPAでヒューマンエラーが排除され、精度が格段に向上しました。その正確性については、KPIとしているミス率0.0015%以下をクリアするだけでなく、直近ではさらに低い0.0002%に達しており、長年目指してきた「ミスゼロ」に迫る高い業務品質を、今年度に入って継続することができています。これは、RPAの恩恵を示す最も素晴らしい成果といえます。

RPA化の主な対象は、お客さまへの請求料金に関する登録や変更業務です。例えば、お申込み内容によってはオプションの組み合わせや割引適用など、複雑な条件設定が必要となりますが、これらの作業を人手や目視で行う場合、正確性の担保に限界があり、ダブルチェックなど多くの工数がかかります。そのため、工数削減効果が大きく、かつ高い正確性が求められる業務から優先的にRPA化を進めてきました。

小田

小田

業務委託契約の決め手の一つとして「離職率の低さ」と伺いました。現在のオペレーターの定着状況を教えてください。

料金グループの平均離職率は、2%以下と非常に良い数値を維持できています。当社でも就業環境の改善やオペレーターが快適に対応できる運用を構築するなど取り組みを行っていますが、QTnet様が常に私たちと同じ目線で、困りごとの相談や要望に応じてくださっている点も大きな理由と考えています。両社のロゴを組み合わせたオリジナルストラップを作成いただくなど、私たちを一つのチームとして扱ってくださることで一体感が生まれ、定着率の高さにつながっていると考えています。

堀田

堀田

オリジナルストラップ

QTnet様のISPサービス名「BBIQ」とアルティウスリンク社名が連記されたオリジナルストラップ

Salesforce導入で進む情報の一元管理とRPA自動化

CRM(顧客管理システム)をSalesforceに切り替えられたと伺っています。こちらも精度の向上や効率化を目指してのことでしょうか。

野中様

野中様

Salesforce導入はQTnet全体のプロジェクトの一環でした。お客さまセンターの視点から見ると、従来はお客さま情報が複数のシステムで分散管理されていたため、確認に時間を要するという課題がありました。これをSalesforceによる情報の一元化で、効率的に情報にアクセスできる環境を構築して、お客さま対応時間の削減と品質の向上を図ることが大きな目的の一つでした。

RPAの観点からも「情報の一元化」が有効とお聞きしましたが、Salesforceの導入がRPAにどう活かされたのでしょうか。

森川様

森川様

データ元がSalesforceに集約されたことで活用できるデータの種類が増え、より高度な業務のRPA化が可能になりました。また、導入により従来のRPAシナリオの変更が必要になりましたが、その変更の過程でSalesforceからどのようなデータが得られ、RPA化にはどのようなデータが必要かというシステム理解が深まり、両システムを使いこなす社員スキルが向上しました。

特に大きな効果としては、人の手を介さずRPAで完結する全自動化の実現です。Salesforce導入前は、RPAを実行する度に人の手でExcelリストを作成し、それをRPAに取り込む作業が必要でした。しかし導入後は、データ元がSalesforceに集約されることで、一連の工程を最初から最後まで人の手を介さずに「全自動」で実行できるようになりました。朝出社してボタンを押すだけで処理が完了するなど非常に大きな効果があり、属人化の解消にも大きく寄与しています。

小田

小田

「ヤメル・カエル・ヘラス」で進化し続ける運営体制

全体として、アルティウスリンクへの評価と今後期待することがあればお願いします。

豊留様

豊留様

長年にわたって契約を続けていることがQTnetの高い満足の表れであり、スタッフの皆さんには大変真摯に業務に取り組んでいただいていることに心から感謝します。特に、コミュニケーションと提案を繰り返しながら、今回のRPA化のような改善に積極的に挑戦し、成果を出していただいている点を、大変ありがたく感じています。

森川様

森川様

今後の取り組みとして、ルーチン化できないとされている業務をいかにルーチン化、RPA化するかの検討を開始しています。通信業界は進歩が速く、常に変化し続ける業界ですから、従来のやり方にとらわれず、どんどんブラッシュアップしていくことが重要です。そのため、市場やお客さまの変化に合わせて私たちも変わらなければならないという意識のもと、「ヤメル・カエル・ヘラス」というスローガン(※2)を掲げ、絶えず業務を見直し、改善を進めています。今後も互いに手を取り合い、生成AIなどの新しい分野にもチャレンジしながら、お客さまに満足いただき、継続して使っていただけるよう、一緒に取り組んでいければと考えています。

株式会社 QTnet 様_RPAを活用した自動化による工数削減

株式会社QTnet 様

株式会社QTnet様

株式会社QTnetは、九州電力グループの一員として、九州を主要拠点とする総合的な情報通信事業者です。自社で保有する強固な光ファイバーネットワークを基盤に、スマートフォンサービスやAI、eスポーツといった新たな分野にも積極的に挑戦し、通信×情報利活用を通じてデジタル社会における未来への可能性と持続的な成長を支えています。

* 2025年10月のインタビュー時の内容に基づく
※1 稼働工数削減率、時間は2026年3月末実績
※2 QTnet様 お客さまセンター料金グループ内での、品質向上・運用改善に向けてのスローガン

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