このページの本文に移動
アルティウスリンク株式会社
  1. ホーム
  2. コラム
  3. カスタマーサポートとは?仕事内容から類似する業務領域との違い、成果を高めるポイントまで解説

カスタマーサポートとは?仕事内容から類似する業務領域との違い、成果を高めるポイントまで解説

カスタマーサポートとは、顧客からの問合せ対応を中心とした、問題解決を支援する業務全般を指します。
本記事では、その具体的な仕事内容や役割といった言葉の意味から、混同されがちな類似職種との違い、業務を成功させるためのポイントまで、網羅的に解説します。

カスタマーサポートについては「カスタマーサポート」で詳しく紹介しています。
アルティウスリンクでは、「ヒト」×「テクノロジー」の組み合わせで継続的に進化するカスタマーサポートを提供しています。

この記事の著者 アルティウスリンク編集部

KDDI三井物産の共同出資会社のデジタルBPO企業として、幅広い業種の企業様に最新ソリューションサービスを提供するアルティウスリンクの知見を活かし、事業課題の解決に向けたヒントとなる情報を発信します。

目次

カスタマーサポートとは?企業の「信頼の要」となる役割を解説

カスタマーサポートは、製品やサービスを利用する顧客からの問合せ対応を中心とした、疑問や問題を解決する業務全般を指します。その主なミッションは、顧客の課題を迅速かつ的確に解消し、顧客満足度の向上につなげることにあります。

顧客からの問い合わせを起点とした受動的な側面が中心となる一方で、近年では事前の情報提供やフォロー対応など、問い合わせを未然に防ぐ取り組みや、課題の先回り支援といった能動的な対応も重要視されています。企業にとっては、顧客体験の品質を支え、信頼関係の維持・向上に寄与する重要な役割を担います。

混同しやすい3つの業務領域との明確な違い

カスタマーサポートは、いくつかの類似した業務領域と混同されやすい傾向にあります。
ここでは、代表的な3つの業務領域との比較を通じて、それぞれの役割の違いをお伝えします。

カスタマーサクセスとの違い:守りと攻めの役割分担

カスタマーサポートとカスタマーサクセスのもっとも主な違いは、業務の起点と目的にあります。
カスタマーサポートが問合せを受けてから行動する「受動的(守り)」な役割が中心となるのに対し、カスタマーサクセスは顧客の成功体験を創出するために能動的に働きかける「攻め」の役割を担います。

ただし、近年ではカスタマーサポートにおいても、フォロー対応や情報発信など能動的な取り組みが行われるケースが増えており、両者の役割は一部重なり合う場面もあります。
カスタマーサポートは問題解決による顧客満足度の維持・向上を、カスタマーサクセスは製品・サービスの活用促進によるLTV(顧客生涯価値)の最大化をそれぞれ目指します。

コールセンター・コンタクトセンターとの違い

コールセンターとコンタクトセンターは、いずれもカスタマーサポートを提供するための窓口・運営体制の一種です。
コールセンターは、その言葉が示すとおり電話応対を中心とした窓口であり、顧客からの問合せや申込み、相談などに電話で対応することが主な役割です。
一方、コンタクトセンターは電話に加え、メール、チャット、SNS、Webフォームなど複数のチャネルを活用して顧客対応を行う点が特徴です。

近年は、顧客接点の多様化にともない、電話対応を中心とする従来のコールセンターから、複数チャネルに対応できるコンタクトセンターへと業務範囲が広がっています。カスタマーサポートは、こうした窓口を通じて顧客の疑問や課題を解決する業務全般を指します。

ヘルプデスク・テクニカルサポートとの違い:対応領域の専門性

ヘルプデスクやテクニカルサポートとの違いは、対応する問合せの専門性にあります。
ヘルプデスクは、主にITシステムに関する技術的な問合せに対応する窓口で、社内向けだけでなく外部顧客向けに設置される場合もあります。
テクニカルサポートは、顧客に対してより専門的かつ技術的な問題解決を提供します。

これに対し、カスタマーサポートは、製品の仕様や使い方、契約内容といった、より広範で一般的な問合せを扱う点で異なります。
テクニカルサポートについては「テクニカルサポートとは」で詳しく紹介しています。

カスタマーサポートの主な業務内容

  • カスタマーサポートの主な5つの業務内容のイメージ図

カスタマーサポートの仕事は多岐にわたりますが、ここではその中から代表的な業務内容の例を5つ紹介します。

問合せへの一次対応

カスタマーサポートの最も基本的な業務は、電話、メール、チャットなどの窓口を通じて顧客からの問合せに対応することです。
製品の操作方法、サービスの契約内容、注文や予約の受付、資料請求への対応など、その内容はさまざまです。
顧客が企業と連絡を取る窓口として、オペレーターは企業の顔としての役割を担います。

また、顧客の状況を正確に把握し、適切な解決方法や対応方針の判断が求められます。
専門的な判断が必要な場合は、適切な担当者や部署へ引き継ぎます。

SNS経由での顧客対応

近年では、XやLINE、FacebookといったSNSを通じて問合せを受け付ける企業も増えています。
これらのプラットフォームでのチャット対応は、電話やメールよりも手軽に連絡できるため、利用者が増加傾向にあります。

SNSでのやり取りは他のユーザーの目にも触れる可能性があるため、より迅速かつ慎重な対応が求められます。
企業のイメージ形成にも影響を与える重要な業務のひとつです。

FAQコンテンツの作成と更新

顧客から頻繁に寄せられる質問とその回答をまとめ、企業のWebサイトやチャットボットなどでFAQ(よくある質問)ページとして公開するのも重要な業務です。
顧客が自ら問題を解決できる環境を整えることで、問合せ件数の削減とオペレーターの業務負荷軽減につながります。

既存のFAQで解決できない問合せがあった場合は、内容を分析し、新たな項目を追加したり、表現を分かりやすく修正したりと、定期的な更新作業が欠かせません。

顧客の声(VOC)の収集と社内フィードバック

日々の顧客対応を通じて得られる意見や要望、クレームなどは、「顧客の声(VOC:Voice Of Customer)」として非常に価値のある情報とされています。
これらの声を収集・分析し、製品開発やサービス改善を担当する部署、あるいは営業部門などにフィードバックする役割も担います。

顧客の生の声は、ビジネスを成長させるための重要なヒントとなり、ヒアリングした内容を社内に展開することで、企業全体のサービス品質向上に貢献します。

解約希望者へのヒアリングとリテンション活動

サービスの解約を希望する顧客に対して、その理由を丁寧にヒアリングし、顧客の状況に応じた提案や改善策を提示することも業務のひとつです。
例えば、顧客の不満点を解消する代替プランを提案したり、サービスのメリットを改めて説明したりします。
単に解約を防ぐことを目的とするのではなく、顧客が抱える課題や不満の背景を把握し、今後の対応やサービス改善に活かすことが重要です。

ここで得られた情報は、解約理由の分析やサービス改善の検討に活用されます。

企業成長を支えるカスタマーサポートが担う4つの重要な役割

カスタマーサポート部門は、単なるコスト部門ではありません。
顧客と直接的な接点を持つ部門として、企業の持続的な成長に寄与するさまざま役割を担っています。

顧客満足度を向上させ、リピート利用につなげる

顧客が抱える問題を迅速かつ的確に解決することは、顧客満足度の向上につながります。
質の高いサポートを受けた顧客は、企業に対する信頼や満足感を高め、製品やサービスを継続して利用するリピーターになる可能性が高まります。
顧客からの評価を高め、良好な関係を築くことで、安定した収益基盤の構築に貢献します。

顧客満足度は、企業の競争力を測る重要な指標のひとつです。

収集した顧客の意見を製品やサービスの改善につなげる

カスタマーサポートは、多くの顧客の声を収集できる部門のひとつです。
寄せられた意見や要望の中には、製品やサービスの新たな改善点や、潜在的なニーズが含まれている場合があります。
これらの情報を分析し、開発部門や関連部門と連携することで、より顧客の期待に応える製品開発やサービス改善につながる可能性があります。

市場の動向を直接的に把握し、ビジネスの革新を促す起点となりえます。

企業のブランドイメージや信頼性の向上につながる

多くの顧客にとって、カスタマーサポートは企業の「顔」となる存在です。
丁寧で誠実な対応は、顧客に安心感を与え、企業全体のブランドイメージの向上につながります。
反対に、不誠実な対応は企業の信頼を大きく損ないかねません。

日々の対応の積み重ねが、顧客との信頼関係の維持・向上につながり、企業の評価にも影響を与えます。

顧客ロイヤルティを高め、LTVを最大化に寄与する

優れた顧客対応は、企業に対する信頼や満足度の向上につながります。
こうした顧客は、製品やサービスを継続的に利用するだけでなく、知人や友人に推奨したり、口コミやレビューなどを通じて広く情報を発信する優良顧客となる可能性があります。

その結果、継続利用や推奨行動につながり、LTV(Lifetime Value:顧客ひとりから生涯にわたって得られる利益)の向上に寄与し、企業の成長を支える要素のひとつとなります。
カスタマーサポートの重要性については「サブスクリプション時代のカスタマーサポートの重要性」で詳しく紹介しています。

カスタマーサポートの成果を最大化する5つのポイント

カスタマーサポート部門の運営を成功させ、その成果を最大化するためには、戦略的なアプローチが不可欠です。運用効率と応対品質を高めるためのマネジメント上のポイントをいくつか紹介します。

応対品質を標準化するマニュアルやFAQを整備する

オペレーター個人のスキルや経験によって応対品質にばらつきが出ないよう、業務マニュアルやトークスクリプト、FAQを整備することが重要です。
対応方針や手順を標準化することで、誰が対応しても一定レベル以上のサービスを提供できるようになります。
また、新人オペレーターの早期戦力化や、属人化の防止にもつながり、組織全体の対応力を底上げできます。

KPI(重要業績評価指標)を設定する

部門が目指すべきゴールへの達成度を把握するため、「応答率」「一次解決率」「平均処理時間(AHT)」「顧客満足度(CSAT)」といった具体的なKPIを設定します。

これらの指標を定期的に計測・分析することで、課題を客観的に把握し、改善策の立案や効果測定が可能です。

KPIは、業務改善のPDCAサイクルを回す上での基盤となり、組織内での目標共有や改善意識の向上にもつながります。

顧客情報を一元管理し、部門間で連携できる体制を築く

CRM(顧客関係管理)システムなどのツールを導入し、顧客からの問合せ履歴や対応内容を一元管理できる体制を整えることが重要です。
情報が一元化されていれば、担当者が変わっても過去の経緯をすぐに把握でき、スムーズで一貫性のある対応に繋がります。
また、収集した顧客情報を他部門と共有することで、全社的なサービス品質の向上や、マーケティング戦略への活用も期待できます。

定期的な研修でオペレーターのスキルアップを図る

業務知識のアップデート、新しいツールの操作方法、高度なクレーム対応スキルなど、オペレーターやスタッフの能力を継続的に向上させるための研修の実施が重要です。
定期的な勉強会やロールプレイング、外部講師によるセミナーなどを実施し、個々のスキルを高めていくことが重要です。
オペレーターの成長が、カスタマーサポート部門全体の品質向上につながります。

チャットボットやCRMなどのITツールを積極的に活用する

定型的な問合せをFAQが担うことで、オペレーターはより複雑で専門的な対応に集中でき、さらなる対応品質の向上につながります。
CRMやFAQシステム、CTIシステムなどを活用し、生産性の向上と対応品質の安定化を図ることで、コストの最適化と顧客対応の品質向上が期待できます。

アルティウスリンクが提供する継続的に進化する窓口業務

アルティウスリンクは、「ヒト」の持つ高度なコミュニケーション能力と、AIRPAなどの「テクノロジー」を最適に組み合わせることで、継続的に進化する窓口業務を提供します。

カスタマーセンター全体の運営状況からオペレーター一人ひとりの応対までモニタリング・分析し、改善を繰り返すことで、継続的な品質向上を図ります。
呼量に応じた人員の最適化やソリューションによる業務効率化で、運営コストの削減にも貢献します。

カスタマーサポートに関するよくある質問

ここでは、カスタマーサポートの導入を検討する際によく寄せられる質問にお答えします。部門の立ち上げやKPI設定など、具体的な疑問を解消するための参考にしてください。

カスタマーサポートとカスタマーサクセスの違いは何ですか?

カスタマーサポートは、主に顧客からの問合せに対応し、問題解決を担う役割です。
一方、カスタマーサクセスは、顧客の活用を支援し、サービスの利用価値の最大化を目指す役割を担う点で異なります。

カスタマーサポートを外部委託する場合、どこまで任せられますか?

外部委託では、電話・メール・チャットなどの問合せ対応だけでなく、FAQやマニュアルの整備、応対品質の管理、VOCの収集・分析、改善提案まで任せられる場合があります。

ただし、委託できる範囲は企業の課題や業務内容、既存の運用体制によって異なるため、まずは対応チャネル、受付時間、FAQ整備の有無、エスカレーション基準などを整理した上で相談することが重要です。

カスタマーサポートの委託費用はどのように決まりますか?

委託費用は、対応件数、対応チャネル、受付時間、必要な人員数、業務の専門性、システム利用の有無などによって変動します。
単純に費用の安さだけで比較するのではなく、応答率や一次解決率、顧客満足度、改善提案の有無なども含めて、費用対効果を確認することが大切です。

アルティウスリンクのカスタマーサポートが選ばれる3つの理由

アルティウスリンクは、通信・情報、金融・保険、メーカー、流通・小売・サービス、官公庁・公共インフラなど多種多様な業種・業務をサポートしてきた豊富な実績とノウハウを活かし、高品質なカスタマーサポートを提供します。

豊富な実績と高品質な運営力

アルティウスリンクは、国内最大規模のコンタクトセンター運営体制と1,300社超の支援実績を保有。幅広い業界で培ったノウハウを活かし、企業ごとの課題やニーズに応じた高品質なBPOサービスを提供しています。

ナレッジ活用による継続的な品質向上

全社で蓄積した運営ノウハウを共通基盤に集約し、継続的な改善活動を推進。品質管理サイクルやKPI管理を通じて、安定した業務運営と顧客満足度向上を実現しています。

デジタル技術を活用したCX変革

生成AIをはじめとするデジタルソリューションと、人によるきめ細かな対応を組み合わせたデジタルBPOを展開。コンタクトセンターからバックオフィスまで一貫して支援し、企業のCX向上と業務効率化に貢献します。

まとめ

カスタマーサポートは、顧客からの問合せに対応する企業の窓口であり、顧客満足度や企業イメージの形成に影響を与える重要な役割を担います。
その業務は問合せ対応にとどまらず、FAQ作成やVOCの収集・分析など多岐にわたり、顧客接点を通じてサービス品質の向上や課題の可視化にも寄与します。

このような役割を踏まえ、KPI設定やITツール活用といったポイントを押さえた戦略的な運営を行うことで、その価値を最大化することが期待できます。

資料請求やサービスに関する説明のご依頼は、 お電話またはフォームよりお気軽にご連絡ください

電話
0120-610-810

受付時間:9時〜18時(平日)