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KPIとはKey Performance Indicatorの略で、「重要業績評価指標」と訳される。
目標・ミッションの達成度合いを定量的に評価する指標であるKGI(Key Goal Indicator)に対し、KPIはKGIを達成するためのプロセスが適正に機能しているかを定量的に評価するための重要な指標の一つである。
KPIの設定は、
1.KGIを達成するために重要なプロセスを要素分解・特定
2.特定されたプロセスが適正に機能していることを可視化する指標を定義
3.適正と判断できる指標数値の設定・数値取得/管理方法の策定
4.3.に基づいた継続的な数値管理を行うことにより、数値から導き出される課題・問題点(KPIを上回っている場合も、過剰なコスト・リソースを投入しているケースもある)を特定し、継続的な改善やPDCAを実践することにより、KGIの達成を目指していく。
例えば、最終目標であるKGIが「利益を前年比120%にする」だった場合、KPIは、その目標を達成するために何をどれくらい行うべきかを具体的に考える必要がある。
・KGI:利益を前年比120%にする
・KPI:商品の販売個数を前年比〇〇%UP
運営費用の見直しによるコスト▲▲%の削減
問合せからの新規顧客の獲得□□件
商談受注率●●%の改善
つまりKPIの設定をクリアすることができれば、結果としてKGIも達成できるように、達成度合いを計測するための具体的な数値目標を立てることが重要となる。
最終目標であるKGIに対し、KPIは中間目標であり、KPIを達成することによって結果的にKGIは達成される。
KGIとKPIの大きな違いは、KGIは企業や部門などに共通する組織全体の大きな目標設定であることに比べ、KPIは組織の下位に位置するチームやグループ、個人のレベルで設定する具体的な数値目標という点である。
また、KGI、KPIを設定する意味は、目的が明確化すると同時に、プロジェクトが順調に進捗しているかの定量的な評価を行えることにある。
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