カスタマーサポートのKPI一覧|目的に応じた指標設計と目標設定のコツ
カスタマーサポートの品質向上や業務効率化には、現状を客観的に把握するための指標(KPI)設定が欠かせません。
しかし、指標の種類が多岐にわたるため、自社の課題や目的に応じてKPIを設計し、適切な目標を設定することが重要です。
この記事では、カスタマーサポートにおける主要なKPIを目的別に分類し、具体的な目標設定のステップや運用時の注意点を解説します。
アルティウスリンクでは様々な業界向けにカスタマーサポートを提供し、KPI設定から運用まで支援するサービスを提供しています。
目次
- そもそもカスタマーサポートにおけるKPIとは?
- 事業目標達成のために設定する中間指標
- KGI(経営目標達成指標)との役割の違い
- カスタマーサポートでKPI設定が重要な3つの理由
- 課題を客観的な数値で把握できる
- 応対品質のばらつきを抑制できる
- データに基づいた具体的な改善アクションを立案できる
- 【目的別】カスタマーサポートで設定すべき主要KPI一覧
- 「顧客満足度」を測るためのKPI
- 顧客満足度(CSAT)でサービスへの満足度を直接評価する
- NPS®(ネットプロモータースコア※1)で顧客の推奨度合いを可視化する
- CES(カスタマーエフォートスコア)で問題解決の労力を評価する
- 「解決力」を評価するためのKPI
- 初回解決率(FCR)で問合せが一度で完了した割合を測る
- エスカレーション率で対応体制やナレッジ整備の状況を把握する
- 再問合せ率で問題が十分に解決されているかを把握する
- 「業務効率」を改善するためのKPI
- 平均応答速度(ASA)で顧客の待ち時間を把握する
- 平均処理時間(AHT)で1件あたりの対応効率を把握する
- 放棄呼率で応答できなかった問合せの割合を把握する
- 「事業貢献」を可視化するためのKPI
- 顧客維持率(リテンションレート)でサービスの継続利用度を測る
- コンバージョン率(CVR)で売上への貢献度を評価する
- 自己解決率で顧客の自己解決状況とサポート効率を測定する
- 効果的なKPIを設定するための4ステップ
- Step1.KGI(最終的なゴール)を明確に定義する
- Step2.KGIから逆算してKPIツリーを作成し関連性を整理する
- Step3.SMARTの法則に沿って具体的な目標数値を設定する
- Step4.定期的に進捗を確認し改善サイクルを回し続ける
- KPI設定時に陥りがちな失敗と具体的な回避策
- 設定したKPIの項目が多すぎて管理しきれない
- 業務効率化を追求しすぎることで顧客満足度が低下する
- 目標数値が現実離れしていることでオペレーターの意欲が下がる
- アルティウスリンクの高品質な顧客体験を実現するカスタマーサポートサービス
- カスタマーサポートKPIに関するよくある質問
- 最初に設定すべき最優先のKPIは何ですか?
- 各KPIの目標値はどのくらいが一般的な目安になりますか?
- KPIの達成度をオペレーターの人事評価にどう反映させればよいですか?
- アルティウスリンクが多くの企業に選ばれる理由
- 長年のノウハウを活かしたホスピタリティの高い応対品質
- 課題に合わせた最適なテクノロジーの選定で業務効率を最大化
- クローズド型とシェアード型から選べる柔軟な運用体制でコストを最適化
- まとめ
そもそもカスタマーサポートにおけるKPIとは?
カスタマーサポートにおけるKPI(Key Performance Indicator)とは、業務の達成度合いを評価するための重要な業績評価指標です。
日本語では「重要業績評価指標」と訳され、最終的な目標に向かって正しく進んでいるかを判断する中間指標として機能します。
これを設定することで、業務の進捗を定量的に測定し、改善点を発見しやすくなります。
KPIについては「KPI(重要業績評価指標)とは」で詳しく紹介しています。
事業目標達成のために設定する中間指標
KPIは、事業全体の最終的な目標(KGI)を達成するために設定される中間的な指標です。
例えば、「顧客満足度の向上」というKGIに対し、「初回解決率の向上」や「平均応答速度の短縮」などがKPIとなります。
日々の業務でこれらのKPIを追いかけることで、現場での具体的な対応方針が明確になり、目標達成に向けて優先すべき施策や改善の方向性を判断しやすくなります。
KGI(経営目標達成指標)との役割の違い
KGI(KeyGoalIndicator)が企業全体の最終目標(売上高、利益率など)を示す指標であるのに対し、KPIはそのKGIを達成するための中間プロセスを評価する指標です。
KGIが「山頂」だとすれば、KPIはそこへたどり着くための「チェックポイント」の役割を担います。
各KPIの進捗を管理し改善を重ねることで、最終的にKGIの達成につながります。
KGIについては「KGI(重要目標達成指標)とは」で詳しく紹介しています。
カスタマーサポートでKPI設定が重要な3つの理由
カスタマーサポートにおいてKPIを設定することは、感覚的な運用から脱却し、データに基づいた客観的な評価と改善を実現するために重要です。
KPIは、課題発見や品質の標準化、継続的な改善活動の土台となります。
課題を客観的な数値で把握できる
KPIを設定することで、業務全体のパフォーマンスや課題を客観的に可視化できます。
例えば、「放棄呼率が高い」というデータは、人員不足や非効率な応対フローといった潜在的な問題を示唆します。
このように、勘や経験に頼るのではなく、事実に基づいた課題特定が可能です。
客観的な評価基準を持つことで、問題の原因を分析し、適切な対策を講じられます。
応対品質のばらつきを抑制できる
オペレーターのスキルや経験によって応対品質に差が生じることは、カスタマーサポート部門の共通の課題です。
KPIを活用することで、応対品質のばらつきを客観的に把握でき、その要因に応じて個人のスキルや業務プロセスの改善につなげることができます。
例えば、「平均処理時間」が長い場合、個別の研修やフィードバックを通じてスキルアップを支援できます。
これにより、応対品質のばらつきを抑え、安定したサービス提供につなげることが可能です。
データに基づいた具体的な改善アクションを立案できる
KPIの数値を分析することで、具体的な改善策を計画的に立案できます。
「初回解決率が低い」という課題に対して、オペレーター向け研修の強化や、デジタルツールの活用といった具体的なアクションを検討できます。
KPIは改善活動の効果測定にも役立ち、施策が成功したかどうかをデータで判断できるため、継続的な運用改善のサイクルを効率的に回すことが可能です。
【目的別】カスタマーサポートで設定すべき主要KPI一覧
カスタマーサポートのKPIは多岐にわたりますが、自社の目的やフェーズに応じて適切な指標を設定することが重要です。
ここでは、「顧客満足度」と「業務効率」という2つの目的に分類し、それぞれを測るための主要なKPIを紹介します。
これらの指標をバランスよく組み合わせることで、多角的な視点からサービス品質を把握できます。
カスタマーサポートについては以下の記事をご覧ください。
「顧客満足度」を測るためのKPI
顧客満足度を測るためのKPIは、顧客が企業の提供するサービスやサポートに対してどの程度満足しているかを直接的、または間接的に評価するための指標です。
顧客の声に耳を傾け、長期的な関係を築く上で欠かせない評価軸となります。
顧客満足度については「顧客満足度」で詳しく紹介しています。
顧客満足度(CSAT)でサービスへの満足度を直接評価する
顧客満足度(CSAT:Customer Satisfaction Score)は、問合せ対応後に「今回の対応に満足しましたか?」といった質問を通じて、顧客の満足度を直接的に把握する指標です。
「大変満足」「満足」「普通」「不満」「大変不満」の5段階で評価する形式が一般的です。
特定の対応やサービスに対する顧客の短期的な満足度を測るのに適しており、迅速なフィードバック収集と改善活動に役立ちます。
NPS®(ネットプロモータースコア※1)で顧客の推奨度合いを可視化する
NPS®(ネットプロモータースコア)は、「この企業やサービスを友人や同僚にすすめたいと思いますか?」という質問を通じて、顧客ロイヤルティを測る指標です。
0〜10点の11段階で回答してもらい、推奨者(9〜10点)の割合から批判者(0〜6点)の割合を引いて算出します。
顧客の過去の経験を問う満足度調査と異なり、「勧めたいか」という将来の行動意向を把握する質問である点に特徴があります。そのため、業績成長との相関性が高く、企業の成長を予測する指標の一つとして活用されています。
CES(カスタマーエフォートスコア)で問題解決の労力を評価する
CES(カスタマーエフォートスコア)は、顧客が企業とのやり取りで費やした労力を測定する指標です。顧客が問題解決のために費やした労力が大きかったことをスコアが低いことで示し、対応プロセスに改善の余地があることを示します。スムーズで簡単な問題解決体験は顧客満足度に大きく影響するため、問合せプロセスの非効率な点を特定し、改善する上で重要な指標となります。
「解決力」を評価するためのKPI
応対品質を評価するためのKPIは、オペレーターの対応が正確かつ効率的で、顧客の問題を的確に解決できているかを測定する指標です。一貫性のある高品質なサービスを提供し、顧客からの信頼を獲得するために不可欠な評価項目です。
初回解決率(FCR)で問合せが一度で完了した割合を測る
初回解決率は、顧客からの問合せが最初のコンタクトだけで解決した割合を示す指標です。
この数値が高いほど、問題が一次対応で適切に解決されている可能性が高く、顧客満足度にも影響を与える重要な指標とされています。
エスカレーション率で対応体制やナレッジ整備の状況を把握する
エスカレーション率は、一次対応のオペレーターでは解決できず、上位の担当者や専門部署に対応を引き継いだ案件の割合を示す指標です。
エスカレーションが発生するケースとして、新人オペレーターが対応する場合や、情報・ナレッジが整備されていないことなどが考えられます。
オペレーターの応対スキル向上のために適切なトレーニングを実施したり、マニュアル・FAQなど情報の整備を行うことで、改善につながります。
再問合せ率で問題が十分に解決されているかを把握する
再問合せ率は、一度問合せを終えた顧客が、同じ問題について再び連絡してくる割合を示す指標です。
この数値が高い場合、初回対応での解決策が不十分であったり、説明が不足している可能性が考えられます。
問題の根本的な解決ができているかを確認し、応対品質を評価するために用いられます。
「業務効率」を改善するためのKPI
業務効率を改善するためのKPIは、コンタクトセンターの生産性やリソースの活用状況を測るための指標です。
限られた人員や時間の中で、どの程度効率的に問い合わせに対応できているかを把握し、運用改善につなげる上で※重要となります。
平均応答速度(ASA)で顧客の待ち時間を把握する
平均応答速度(ASA:Average Speed of Answer)は、電話やチャットなどの問合せが入ってから、オペレーターが応答するまでの平均時間を示す指標です。
この時間が短いほど、顧客をお待たせすることなく迅速に応対できていることを意味します。
特に電話対応において、ASAの短縮は顧客のストレス軽減につながり、顧客満足度の向上に貢献します。
人員配置や問合せチャネルを見直す際の重要なデータとなります。
平均処理時間(AHT)で1件あたりの対応効率を把握する
平均処理時間(AHT:Average Handling Time)は、オペレーターが1件の問合せに対応するために要する時間の平均値です。
顧客との通話時間や後処理時間(入力作業など)を合計して算出します。
AHTの短縮は業務効率の向上を意味しますが、応対品質の担保を前提として運用する必要があります。
顧客満足度などの品質指標とあわせて測定し、バランスの取れた運用を目指すことが重要です。
放棄呼率で応答できなかった問合せの割合を把握する
放棄呼率は、オペレーターにつながる前に顧客が電話を切った件数の割合を示す指標です。
放棄呼率が高い場合、コンタクトセンターの人員不足や受付体制に課題がある、といった要因が考えられます。
機会損失や顧客満足度低下のリスクにつながる恐れもあるため、入電予測の精度向上や人員配置の見直しの余地があります。
「事業貢献」を可視化するためのKPI
事業貢献を可視化するためのKPIは、カスタマーサポート部門が業の売上や成長に貢献するプロフィットセンターとしての提供価値を示すための指標です。
顧客維持や売上創出、コスト削減といった観点から、事業への貢献度を把握するために活用されます。
顧客維持率(リテンションレート)でサービスの継続利用度を測る
顧客維持率(リテンションレート)は、一定期間において既存顧客がサービスを継続して利用している割合を示す指標です。
質の高いサポートを提供して顧客の疑問や不満を解消することは、解約を防ぎ、顧客維持率の向上に直接貢献します。
この指標を通じて、カスタマーサポートが顧客との長期的な関係構築とLTV(顧客生涯価値)の最大化にどれだけ寄与しているかを可視化できます。
これはカスタマーサクセスにおいても重要な指標です。
コンバージョン率(CVR)で売上への貢献度を評価する
コンバージョン率(CVR)は、問合せなどをきっかけに商品購入やアップセル、クロスセルなどの成果につながった割合を示す指標です。
例えば、製品の仕様に関する質問に答えるだけでなく、関連製品を提案して購入に至った場合などがこれにあたります。
顧客の課題解決から一歩踏み込み、売上向上への寄与度を把握する指標の一つとして用いられます。
カスタマーサクセス活動の効果測定にも有効です。
自己解決率で顧客の自己解決状況とサポート効率を測定する
自己解決率は、顧客がFAQサイトやチャットボットなどを利用して、オペレーターに頼ることなく自ら問題を解決できた割合を示す指標です。
自己解決率が低い状況は、企業のサポート運営にとって非効率であるだけではなく、顧客が望む手段で迅速な問題解決ができておらず、顧客満足度を低下させる恐れもあります。
FAQの整備やツールの導入といった施策の効果を測定し、サポート運用の効率性や顧客の自己解決のしやすさを測ります。
効果的なKPIを設定するための4ステップ
効果的なKPIを設定するには、最終的なゴールから逆算し、具体的かつ達成可能な数値を定める体系的なアプローチが必要です。
ここでは、KGIの定義から改善サイクルの実行まで、成果につながる目標設定の4つのステップを解説します。
Step1.KGI(最終的なゴール)を明確に定義する
最初に、カスタマーサポート部門における最終的なゴールであるKGIを明確に定義します。
例えば「顧客満足度を前期比で5%向上させる」など、事業全体の目標と連動した具体的なKGIを設定します。
KGIが曖昧だと、それに紐づくKPIも的確に設定できません。
関係者間で共通のゴール認識を持つことが、効果的な目標設定の第一歩です。
Step2.KGIから逆算してKPIツリーを作成し関連性を整理する
設定したKGIを頂点に置き、その達成に必要な要素を分解していくことでKPIツリーを作成します。
例えば、KGIが「顧客満足度5%向上」であれば、その要素として「応対品質の向上」や「問題解決の迅速化」が挙げられます。
さらにそれを分解し、「初回解決率の向上」「平均応答速度の短縮」といった具体的なKPIに落とし込みます。
このツリーによって、各KPIが最終目標であるKGI達成にどう貢献するかが可視化されます。
Step3.SMARTの法則に沿って具体的な目標数値を設定する
各KPIには、SMARTの法則を参考に具体的な目標数値を設定します。
SMARTとは、Specific(具体的)、Measurable(測定可能)、Achievable(達成可能)、Relevant(関連性がある)、Time-bound(期限がある)の頭文字を取ったフレームワークです。
例えば、「平均処理時間を3か月以内に現状の500秒から450秒に短縮する」など、具体的で測定可能な目標を設定します。誰が見ても明確で、現実的な目標を設定することが重要です。
Step4.定期的に進捗を確認し改善サイクルを回し続ける
KPIは設定して終わりではなく、定期的に進捗をモニタリングし、目標達成に向けた改善活動(PDCAサイクル)を継続的に回すことが重要です。
週次や月次で実績をモニタリングし、目標との差異を分析します。
計画どおりに進んでいない場合は、その原因を特定し、新たな施策を立案・実行します。
この継続的な運用が、KPI設定を形骸化させず、成果につなげるうえで重要となります。
KPI設定時に陥りがちな失敗と具体的な回避策
KPIは強力なツールですが、設定や運用方法を誤ると、現場の混乱やモチベーション低下を招くことがあります。
ここでは、KPI設定時に陥りがちな3つの失敗例と、それを未然に防ぐための具体的な回避策を紹介します。
設定したKPIの項目が多すぎて管理しきれない
多くの指標を一度に設定すると、データ収集や分析に手間がかかり、どの指標を優先すべきか分からなくなることがあります。
結果として、KPIの管理自体が目的化し、本来の業務改善活動がおろそかになる可能性があります。
これを避けるためには、まず自部門の最も重要な課題を特定し、それに関連するKPIを3〜5個程度に絞り込むことが効果的とされています。
目標が明確になり、運用の優先順位をつけやすくなります。
業務効率化を追求しすぎることで顧客満足度が低下する
「平均処理時間(AHT)」の短縮など、業務効率に関するKPIを過度に重視すると、オペレーターは対応を急ぐあまり、顧客への説明が不十分になったり、丁寧さを欠いた応対になったりする危険性があります。
このような事態を防ぐためには、効率性の指標と「顧客満足度(CSAT)」や「初回解決率(FCR)」といった品質評価の指標をセットで設定し、両方のバランスを評価することが重要です。
これにより、高品質なサービスを維持しならがも、業務効率化の実現に向け取り組むことができます。
目標数値が現実離れしていることでオペレーターの意欲が下がる
現場の実態を考慮せずに現実的でない目標や根拠が不明確な目標を設定すると、オペレーターは「どうせ達成できない」と感じ、モチベーションの低下につながる可能性があります。
目標は、過去の実績データや現場のオペレーターの意見を参考に、少し努力すれば達成できる現実的な水準に設定することが重要です。
チームで目標設定のプロセスを共有し目標の背景や評価基準について共通認識を持つことで、全員が納得感を持って取り組める環境を作ることが成功の鍵です。
アルティウスリンクの高品質な顧客体験を実現するカスタマーサポートサービス
アルティウスリンクは、長年培ったノウハウと最新のテクノロジーを融合させ、お客様企業の「顔」として高品質なカスタマーサポートサービスを提供します。
電話、メール、チャットといったマルチチャネルに対応し、24時間365日体制でのサポートも可能です。
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カスタマーサポートKPIに関するよくある質問
ここでは、カスタマーサポートのKPIに関して、お客様から寄せられることの多い質問とその回答をまとめました。
KPIの選定や目標値設定、人事評価への反映方法など、運用上の具体的な疑問にお答えします。
最初に設定すべき最優先のKPIは何ですか?
KPIは組織の目的に応じて適切に設定する必要がありますが、一般的には「応答率」「初回解決率」「顧客満足度」が重視される傾向にあります。
この指標は顧客満足度と業務効率の両方に直結するため、多くのセンターで重視されます。
顧客の問題を一度の問合せで解決できれば、顧客体験が向上し、再入電が減ることで全体の生産性も高まります。
各KPIの目標値はどのくらいが一般的な目安になりますか?
KPIの目標値は業界や商材、サポート体制によって大きく異なるため、一概に「この数値が正解」というものはありません。まずは自社の過去の実績データを基準とし、そこから改善可能な範囲で目標を設定することが推奨されます。業界のベンチマークは参考程度とし、自社の状況に合わせた目標設定が重要です。
KPIの達成度をオペレーターの人事評価にどう反映させればよいですか?
KPI達成度を直接的な人事評価に結びつけることには注意が必要です。
例えば、処理時間の短縮のみを評価すると、応対品質の低下を招くリスクがあります。
数値目標だけでなく、応対の丁寧さや顧客満足度への貢献意欲といった定性的な側面も加味した、多面的な評価制度を構築することが望ましいです。
アルティウスリンクが多くの企業に選ばれる理由
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長年のノウハウを活かしたホスピタリティの高い応対品質
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最新テクノロジーの活用により、業務の自動化や情報検索の迅速化を図り、業務プロセスの効率向上に寄与します。
これにより、オペレーターはより付加価値の高い業務に専念できる環境を整備します。
クローズド型とシェアード型から選べる柔軟な運用体制でコストを最適化
お客様のニーズに合わせて、専属のオペレーターと環境で運用する「クローズド型」と、複数の企業の業務をひとつのセンターで対応する「シェアード型」の2つの運用体制をご用意しています。
専門性の高い業務にはクローズド型、繁閑差の大きい業務やコストを抑えたい場合にはシェアード型など、ご要望やセキュリティ要件、ご予算に応じて最適なセンター運用を提案します。
まとめ
カスタマーサポートにおけるKPI設定は、現状把握、課題発見、そして具体的な改善活動を進めるうえで重要です。
自社の目的に合わせて「顧客満足度」「応対品質」「業務効率」「事業貢献」の観点から適切な指標を選び、KGIから逆算した現実的な目標を立てることが成功の鍵となります。
KPIを効果的に運用することで、顧客満足度を向上させ、カスタマーサポートを事業成長に貢献する部門へと進化させます。
※1:注:ネット・プロモーター、ネット・プロモーター・システム、ネット・プロモーター・スコア、NPS、そしてNPS関連で使用されている顔文字は、ベイン・アンド・カンパニー、フレッド・ライクヘルド、NICE Systems, Inc.の登録商標又はサービスマークです。